どんなに優秀な武将でも、一人では戦に勝てない
みな『強い組織づくり』に注力してきた

企業経営も同じ
こういう会社になりたい! という強い思い=ビジョンを実現するためには
・社員を自発的な行動に導く 『リーダーシップ』
・目標達成に実効性が高い 『マネジメント』
・やる気を高める 『評価・処遇』               が不可欠である

■リーダーシップ
各社員がバラバラで、思い通りに行動していては、力は分散・減殺され、会社が目指す方向になかなか進まない。ビジョンに向かい全社一丸となって進むことにより、相乗効果も加わって実現性が高くなる。
しかし、強制や“飴とムチ”による統制だけでは長続きしない。
社長の思いや目指すものを明示し、それに社員が共感することによって、自発的に進むようリードすることが望まれる。

■マネジメント
いくら立派な計画を作っても、社員が実行しなければ成果には結びつかず“絵に描いた餅”になる。そこでは計画自体と社員の二面から、実効性の高い取り組みが必要。
月次で経営計画のPDCAを回すとともに、本音のコミュニケーションが欠かせない。
さらに業務改善と人材育成により組織力を高め、スパイラルアップしていこう。

■評価・処遇
計画を立てて実行するということは、かなり面倒くさいものだ。この面倒なことを、やってもやらなくても、評価や給料・ボーナスが変わらなければ、まともな社員ほどバカらしくて一生懸命に取り組もうとしないだろう。
やればやっただけ高く評価され、やらなければ低くなる。そのような信賞必罰の適正評価が重要だ。そしてそれを給料やボーナス、役職昇進に反映してモチベーションを高めよう。

『リーダーシップ、マネジメント、評価・処遇』が、ビジョン実現の3本柱だ。
この3本柱を強化して、強い組織づくりに注力していただきたい。

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小林ビジネスコンサルティング株式会社
代表取締役経営コンサルタント 小 林  八 尋


(元 株式会社ちばぎん総合研究所 経営コンサルティング部長)
(元 一般社団法人東京プロマーケット上場協会 理事)